2016年03月18日
細胞に酸素を補給する深海鮫のエキス
スクワレンは、深海鮫の肝油から抽出された物質で、深海鮫エキスとも呼ばれています。1906年、油脂科学の研究中に発見された物質で、高純度不飽和炭化水素(脂肪酸)にスクワレンという名前が付けられました。この油脂成分は無色、無味無臭、揮発性が低く凝固点もマイナス45〜50度と低いことから、油の潤滑性が良く、皮膚への浸透性が強いことがわかりました。
このことからサプリメントだけでなく化粧品としても広く利用されるようになりました。
スクワレンには酸素を補給する働きがあります。体内に入ると、体内の水(H2O)から水素(H2)を取り込み、スクワランへと変わります。その時、酸素(O)が発生。スクワレンがスクワランへと変化する際に発生する酸素は、血液をめぐって酸素不足の細胞に補給されます。
スクワレンは体内でも生成される物質で、皮膚やリンパ節、骨髄などに存在します。しかし、加齢ともに減少してしまいます。そのため、体内の細胞が酸素不足に陥ります。酸素不足の細胞が増えると新陳代謝の働きが衰え、たとえば肌ではシワやたるみなどの老化現象が現れてきます。
スクワレンはオリーブ油などの食品からも摂取できますが、その量はごくわずか。サプリメントからの摂取が手軽で効率的といえます。
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