2016年12月15日
緑黄色野菜をしのぐ栄養
大麦は世界最古の作物の一つと言われるイネ科の植物です。普通は穂になる実を食べる大麦ですが、穂が出る前の若葉を収穫したものが大麦若葉。さまざまな栄養素をバランスよく豊富に含んでいることから、最近は青汁の原料として注目されています。
例えばビタミンCはレタスの約8倍、カロテンはにんじんの約6倍、カルシウムはほうれん草の約7倍も入っています。
抗酸化力で生活習慣病予防
大麦若葉に豊富なビタミンA(カロテン)、ビタミンC、ビタミンEは抗酸化力が強く、老化や動脈硬化などの原因となる活性酸素や過酸化脂質を除去して生活習慣病を防ぐと期待されています。
また、カリウムやカルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄などの多くのミネラルも豊富で、体の機能を調節する役目を果たします。骨や歯を構成する成分としても重要です。
偏った食生活を改善
他にもクロロフィルと呼ばれる葉緑素がコレステロールの低下や整腸作用を助け、食物繊維には血中コレステロールの低下や大腸機能の改善などが期待されています。大麦若葉にはりんごの約10倍の食物繊維が含まれています。
このように多種多様な栄養素が凝縮された大麦若葉。現代人の偏った食生活を改善し生活習慣病の予防はもちろん美容効果など幅広い働きが期待されています。
※資料:日本食品標準成分表2015年版(七訂)
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